2020年の紅白歌合戦で、内村光良さんと大泉洋さんと一緒に紅組の司会者をされた、女優の二階堂ふみさん。
この二階堂ふみさんは英語が話せるって聞いたことがありませんか?
実は二階堂ふみさんは、2か月の短期留学しかしたことがないようです。それなのに英語が話せるってすごいですよね。
私は短期留学、ワーキングホリデーを経験し国際結婚して1995年から海外に住んでいます。
日本の大手英会話スクールで英語を教えていたこともあるので、二階堂ふみさんの英語習得についてとても興味があります。
ここでは二階堂ふみさんの英語が注目される理由や、二階堂ふみさんのように大人になってから英語学習をするとき大切なことを紹介します。
二階堂ふみさんのように英語を話せるようになりたいと思っている人は、この記事を読むと何から始めたらいいか分かります!
ぜひ最後までお読みください。
二階堂ふみさんとは
2007年13歳のときにテレビドラマ『受験の神様』で女優としてデビュー。中学までは沖縄と東京を行き来して仕事をしていたようですが、高校進学で東京に出てきました。
その後映画やテレビドラマ、舞台などで活躍しながら、なんと慶応義塾大学総合政策学部に一浪で入ったというのです。
女優業やタレント業がどれぐらい忙しいものなのかはよくわかりませんが、一般に考えても仕事をしながら慶応受験をしようと思うと、並大抵の努力ではできないことだと思います。
彼女はかなりの努力家だということがわかります。
注目される二階堂ふみさんの英語
二階堂ふみさんは、以前東京の日本外国特派員協会で開催された主演映画「ふきげんな過去」の記者会見で「この映画をどう紹介していただけるのかわかりませんが、よろしくお願いします」と、綺麗な英語であいさつされました。
この二階堂ふみさんの動画を見てるととても流暢な英語をすらすら話しています。
驚くのが、彼女は短期留学の経験しかないというのです。
しかも短期留学もどうも2ヶ月だけの超短期らしく、それで記者会見のような公の場で堂々と英語が話せるのはすごい!
発音もしっかりしているので、高校受験と合わせてすごい努力家の方だというのが伺えます。
短期留学や1年の留学ぐらいで、英語が話せるようにはならないと思っていました。でもこれは私のような、努力をあまりしない人と訂正しなければいけません。
英語は日本でも習得できる
二階堂ふみさんの英語から、英語は日本でも習得できるとわかりました。
知り合いも日本で英語を勉強して、立派な英会話教師をされています。この方は英語専科という、英語のフルタイムクラスを日本の英会話教室で受けていました。
このクラスでは朝から夕方のクラスの間は英語のみで、生徒の意識も高く日本人同士でも英語で話していました。こういう環境があれば日本でも英語を習得することは可能です。
それにしても仕事をされている二階堂ふみさんが、このような環境を作れたとは思えません。素晴らしい英語の先生にめぐり合えたか、自分で英語の教材を使って英語漬けにしていたのか。
いずれにしろ並大抵の努力ではできないことですね。
こういう意識の高い人がどんどんメディアに出てくると、それに感化される人も増えるのではないでしょうか。
日本人の英語力は低いと認定
日本の英語力が非英語圏111ヵ国中なんと80位です。
これは国際語学教育機関というところが発表した英語能力指数で、2022年日本は「低い」に認定されています。
引用:国際語学教育機関
この結果は世界の130万人のデータを分析して、日本では数千人分のデーターをもとに決められ、かなり信憑性があります。
日本の英語力が落ちているというより、他の国の英語力が伸びているの対し日本が伸び悩んでいるため、他国と開きが出てきてしまったのではないでしょうか。
学校教育というより各家庭での意識が低すぎると感じます。
もっと小さいころから英語を聞かせる環境を親が作ってあげないと、日本はいつまでたっても英語が苦手と感じる人が多くなってしまうでしょう。
このままでは日本はどんどん世界から取り残されていくのではないかと、いち個人ながら心配してしまいます。
英語は小さい頃から聞くことが大切
誰もが二階堂ふみさんのように努力ができる訳ではありません。
もっと楽に英語が習得できたらと思いますよね。
でも残念ながら英語が自然に習得できるのは子供期だけなんです。
英語を自然に吸収できるために大切なのが、小さい頃の耳の周波数です。日本語と英語は周波数が全く違います。
そのため小さい頃に英語の音を聞いていないと、大人になってから英語の音が聞き取れません。これが日本人がみんな同じようなカタカナ英語を話す大きな理由です。
英語の音を日本語の周波数内で聞くため、聞き取れない音を勝手に日本語周波数内に変換してしまうからです。
小さい頃いろいろな音を聞いておくと、耳が英語をすんなり受け入れて英語が習得しやすくなります。
これからお父さんお母さんになる人はぜひお子さんが小さい頃から英語に触れさせてあげてください。
二階堂ふみさんのような超努力家ではないし、秀才でもないから無理だとあきらめないでください。
日常会話程度の英語だったらガリガリ勉強する必要はありません。
大人になってから英語をはじめるにはコツがあります。そのコツはまた別記事でご紹介していきたいと思います。
【2ヵ月の短期留学のみ】二階堂ふみさんの英語が注目される理由のまとめ
私は「二階堂ふみさんの英語は上手」だけが注目されているとは思いません。
それより2ヵ月の短期留学だけで、あれだけ話せることが注目されるのではないでしょうか。
「日本では英語学習は無理」とあきらめている人に希望を持たせてくれます!
大人になってからの英語学習は努力と継続です。
しかし英語学習のような、はっきりした到達点が分からないものを継続するのは大変です。
日本で英語学習するとき、英語の資格を到達点にするのもおすすめです。
- TOEICで700点を取る
- IELTS6を取る
- 英検2級を取る
こういった到達点に向かって努力をすれば、漠然と「英語話せるようになりたい」と思っているより継続もできるしょう。
「二階堂ふみさんのように英語が話せるようになりたい、でも彼女のような努力はできない…」
正直、普通の人が2ヵ月短期留学しても、英語が話せるようになることはありません。
まずはあなたにできる英語学習からはじめてみてはいかがですか。
英語は苦手だから二階堂ふみさんのようにペラペラは無理だけど、「せめて海外旅行に行ったとき話せるぐらいの英会話力をつけたい」という方は、オンライン英会話など気軽にできる英語学習がおすすめです!