「国際結婚は日本人同士の結婚よりうまくいく確立は少ないの?」そんなふうに国際結婚を迷っていますか。
確かに文化や考え方に違いがあるから難しいことはあるけれど、「違うもんなんだ」ぐらいに考えられたら、それほど気にならないかもしれませんね。
ただそう思えるまでにずいぶんかかりましたけど…
にいな
この記事では、日本では普通でも海外では普通じゃなかったこと自分の体験談をいくつかシェアします。
実際遭遇したら、「そんなもんなんだ」と思ってもらえれば、それほど違和感は感じなくなるのではないでしょうか。
国際結婚を考えている人は予防のために、国際結婚を考えていない人は興味本位でいいので、国際結婚あるあるとして最後まで読んでくださいね。
家族をべた褒め
国際結婚していると「日本の常識海外の非常識」を感じることがいっぱいです。
私は結婚するときに相手のお母さんから言われた一言にびっくりしました。
主人の母
それに引き換えうちの母のいった言葉
うちの母
私は母がこれを言ったとき即伝えました。
にいな
「うちの素晴らしい娘と結婚させてあげるのだから、大事にしてあげて下さいね。」
これぐらいは言ってよね!
といいました。
日本人には考えられないけど、これ本当です。
結婚時だけでなく、こちらの人は平気で自分の家族を褒めます。
特に子供や孫の事はみんな自慢大会のように普通に話します。
おかげで私も家族のことを素直に褒められるようになりましたが、たまに純日本人の方とお話ししているとちょっとびっくりされます。
日本人の謙遜の心は控えめでつつましいと感じる時もありますが、うちの主人は困ったものでとかうちの愚息がみたいに家族をけなすような言い方は聞いていて悲しくなります。
最近は「褒めて育てる」が当たり前になったようですが、お母さんが家では褒めてくれるのに外で他の人と話すときは自分の事を悪くいっているのを聞くと、子供は褒められても「本当は思ってないくせに!」と親を信じなくなるかもしれません。
家で叱られても外で褒めてくれれば、「お母さん、本当はそんな風に思ってくれていたんだ」と感じるはずです。
これはマレーシアの人がまさにそうだからです。
家ではよく子供を叱ります。それでも子供が素直で自信たっぷりに育つのは、この「外で褒めまくり」の文化だからではないでしょうか。
早く帰ってきてねは言っちゃだめ
新婚の頃、仕事で出かける主人に新妻からの可愛い一言
にいな
と言ったとたん主人の顔がこわばりました。
どうしたのかなと思ったら、主人が怖い声で
主人
って叱られてしまいました。
何が何だかわかりませんでしたが、どうも彼は私が仕事の帰りにいつもどこか寄り道でもしているように思っていると思ったようで、ちゃんとまっすぐ帰ってきているのにどうしてそんなこというんだ!と気分を害したようです。
これは驚きましたね。
日本の新婚生活につきもののこの言葉がまさか通じないとは。
自分としてはドラマのように
にいな
主人
みたいな会話で朝旦那様を送り出すんだと思っていたのに。
まあこれは主人にあのね、日本ではかくかくしかじかで奥さんが旦那さんと朝別れるのが寂しい、早く会いたいわという気持ちを表す言葉なんだよと説明しました。
主人が納得したのかどうかはよくわかりませんが、夫婦に必要なのは会話ですね。
これは日本人同士の結婚でも国際結婚でも同じ。
習慣の違いは日本人同士でもありますからね。
ただ国際結婚はなんでもかんでも日本人同士以上に事細かに説明が必要でやたらおしゃべりになったのはそのせいでしょうか。
国際結婚を考えている人はまず相手とお話しできるくらいの語学力は付けた方がいいでしょう。
まだ相手はいないけど、国際結婚に憧れている人もまずは無難な英語を勉強することをお勧めします。コミュニケーションは本当に大切です!
【国際結婚 それ本当?】文化や習慣の違いで驚いたこと
細かいことはまだたくさんありますが、あり過ぎてよく覚えていません。
ただ国際結婚でも、日本で出会って相手が日本の事をよく理解している場合は、私ほど文化や習慣の違いを感じることはないのかもしれませんね。
いろいろな場所で出会った国際結婚だけでなく、違う家庭で育った2人が結婚してうまく新家庭を作るために、大切な事は「コミュニケーション」と「妥協」ではないでしょうか。
お互い気になるところはちゃんと口にする。そして自分の事ばかり主張せず折れるときは折れる!
話し合いでかみ合わないところを、どこまで妥協できるかが結婚生活ができるかの決め手のような気がします。
国際結婚の場合、日本ではしなくてもいい妥協がいろいろ出てきます。
例えば言葉が上手く通じなくて相手が分かってくれない場合仕方ないとあきらめるとか…
文化や習慣の違いで驚いたことも後になると笑い話になりますので、うまく受け流していきたいですね。