英語を話すとき相手に失礼なのかなと不安になるときってありますよね。
外国人に「道を教えろ」とか言われると、相手が日本語が堪能でないと分かっていても「なにっ?」と思ってしまうことありませんか?
そういうことを英語でしてしまっているという不安です。
にいな
この記事では『世界の果てまでイッテQ』で出川さんのはじめてのおつかいを観て、外国人に失礼と感じる英語ってこれかなと思ったことを紹介します。
この記事を読むと、出川さんレベルの英語力でも、少し気を付けるだけで失礼でなくなるということをわかってもらえます。
英語は得意ではないけど、外国の人と話す機会が多い人はぜひ参考にしてください。
出川さんの英語のここが失礼、ここがおかしい3つ
日本の友達から面白いと勧められた『世界の果てまでイッテQ』出川さんのはじめてのおつかいロンドン編です。なぜかYouTubeは削除されているので、失礼すぎたのでしょうか(笑)
このシリーズはとても面白いし、出川さんのように間違ってもいいのでどんどん話すことはすごく大切です。
ただちょっと失礼かなと感じる英語の使い方があるのでここでご紹介させて頂きます。
テレビだから許されるけど、実際は相手を不快にさせてしまうかもしれません。
sorryの使い方
出川さんは話しかけるときに「Sorry Sorry」と言っていました。
まず「Sorry Sorry」とあのかなり強い口調で言われたら「何この人」と引いてしまいます。
Sorryは何か間違いや失礼なことをして相手に迷惑をかけた時に使う言葉です。全く見ず知らずの人にいきなり「sorry」と言われても「何?」ってなりますよね。実際番組内でSorryを連呼する出川さんに「何を謝ってるの」と聞いていた人もいました。
正しい使い方
初対面の人に話しかけるときは「Sorry」ではなく「Excuse me」を使うといいでしょう。
sayの使い方
ミッションの答えらしいのを相手が言ったとき、それを確かめたくて出川さんは「Say Say」と言っていました。きっと「もう一度言って」というつもりで使っていたんだと思いますが、これは命令形です。
「言え!言え!」っと何かを白状させようかとしてるように聞こえます。せめて「Please」ぐらいはつけたほうがいいですね。
正しい使い方
Please say again. もしくは Repeat please と言うといいでしょう。
Come onの使い方
これもSayと同じくもう一度言って欲しいときに使っていましたが、これはほとんど通じていませんでした。Come on は行動を表す言葉で「こっちへ来いよ」と言う時に使うので通じないのは仕方ありません。
クイズなどで答えが出そうで出ないときに「Come on (もうひと息)」みたいに使うこともありますが、出川さんが言いたかった「もう一度さっきの言葉言って」という意味では通じないでしょう。
正しい使い方
Sayと同じくPlease say again. もしくは Repeat please を使うといいでしょう。
英語を話す口調も大切
これは何語でも同じですが話す口調、話し方のニュアンス、話す速度などもとても大切です。
同じ「Sorry」というのも優しくゆっくりsorryというのと、早口で強くsorryというのではまったく印象が変わります。
出川さんの場合も優しくSorryといえばそれほど不快感は与えないでしょうが、彼のように強く何度もSorry Sorryといわれるとなんか変な人と思われても仕方ないですよね。
海外旅行で道を聞いたり、何かを訪ねるとき完璧な文法を話す必要はありませんが、最低限のマナーとして気を付けたいですね。
残念ながら私が見たYoutubeは消えてしまっていましたが、他のシリーズでもよく似たことをいっていました。
英語は話すことが大切だけど、気をつけたいことがある
私が英語についてかねてから思うのは、以下の3つです。
- 「日本人はおとなし過ぎ!」
- 「英語を話すのを恐れすぎ!」
- 「とにかく知ってる単語で話すべき!」
なので出川さんはすごいです!
きっと出川さんが本格的に英語を勉強したら、かなりのスピードで英語が話せるようになるのではないでしょうか。
でも出川さんは英語を勉強しないでしょう。というか勉強してもそれを番組内で使うことはないでしょうね。なぜなら番組上、あのめちゃくちゃな英語で話すのが面白い、それでも通じるんだということを伝えたいだろうからです。
確かに出川さんは知ってる単語を並べて、与えられたミッションを見事にクリアーしたのはすごいと思います。
でもこれは辛抱強く聞いてわかろうとしてくれた外国人のおかげが大きいです。
ロンドン編の番組ではバスに乗り遅れたおばさんが怒っていたのや、2人組みの男の子があきれて立ち去ったのが映されていました。実際はきっともっとたくさんの人が怒ったり、不審がって逃げたりしていたのではないかと思います。
日本人代表のつもりで現地の方と接することは、自分が海外に住んで気を付けていることのひとつです。
正しい英語は流暢でなくてもいい
きちんとした英語ってすごい流暢な難しい英語と思うかもしれませんが、中学生で習う英語で十分通じます。
出川さんだって「Excuse me」や「Please」ぐらいは知っていらっしゃるでしょう。だけど普段使っていないととっさに出てきません。
日本人はみんなが中学や高校で英語の基礎は学んでいます。これを話そうとした場合やはり普段から聞く、使う機会を作ることが大事なんですね。
私も使っている文法は間違いだらけです。だけど英語で困ることはほとんどありません。
日本で英語を使うのは難しいかもしれませんが、今は素晴らしい英語教材や簡単に英語の練習ができるオンライン英会話があります。
そんな英語の教材やオンライン英会話を使って、正しい英語が必要なときに口から出るよう、毎日英語に触れる機会を作れば日本でも英会話習得は可能ですよね。
【失礼な英語とは!】出川さんのはじめてのおつかいで気づいた3つの英語表現のまとめ
英語を話すとき相手に不快感を与えないよう、気を付けたいことをお伝えしました。
ネイティブの人が片言の言葉を聞くのって結構疲れます。海外で日本語を話せるからと話しかけてくる人がいますが、あまりにも失礼な話し方をする人は、聞いていてだんだん疲れてきます。
外国人の人と英語を話すときもきっと同じなので、できるだけ相手に不快感を与えないような英語や話し方を身につけたいですね。
これは実戦で身につけるのが一番で、実際に外国人の人と話すことです。それもきちんと間違いを直してくれる講師と話すことが最善の方法です。