「国際結婚したいけれど、なんか不安。」ってことはありますよね。
国際結婚は反対される場合も多く、不安だということを周りにいうと、結婚できなくなりそう。でも本当は心配なのって感じですかね。
私も家族に反対されて、国際結婚をしました。主人のことが大好きで、絶対結婚すると家族にも宣言していましたが、やっぱり本当は不安だらけでした。
自分や周りの国際結婚した人の出会いについて様々なケースをご紹介したいと思います。
国際結婚では出会った場所によって状況が若干変わってくるように思います。
まず大きく分けると出会いが日本なのか海外なのか。
| ・日本の場合相手が観光客だったのか留学生か ・海外の場合自分は観光で行ったのか、留学していたのか |
などさまざまな出会いがあります。
そんな出会った場所により、相手の日本への理解力や自分の相手国の理解力が変わってきますよね。そうなると、結婚前に気を付けたい事も変わってくるでしょう。
ここでは自分の国際結婚、海外マレーシア生活の経験から「出会った場所別」に国際結婚する前に気を付けた方がいいと思う事をまとめました。
外国人と出会い、国際結婚したいと思っている人は、その後の生活を考えるきっかけ作りに役立てて下さい。
国際結婚の出会い場所は日本か海外か
国際結婚の出会いは大きく分けて日本での出会いか海外での出会いに分かれます。
この出会いの違いはその後の家庭環境も違ってくるケースが多いように思います。
ここでご紹介するのは主に私が住むマレーシアのケースですので、もちろん当てはまらない国際結婚のパターンもたくさんあります。
あくまでも国際結婚したいけど外国人との出会いってどこにあるんだろうと思っている方の参考のひとつにして頂ければとおもいます。
国際結婚 出会いのきっかけ別による安心度は
出会いが日本の場合
外国人の人と日本で出会いがあるケースは最近増えてきました。
日本で出会うパターンをいくつかご紹介します。
観光客として来日している人との出会い
私の周りには日本へ観光に来ている人と知り合って国際結婚したという人はいません。
しかし近年日本への外国人観光客がかなり増加傾向にあるんですよね。
下記の法務省が発表した外国人入国者数を見ても平成23年800万人弱だった観光客が30年は30万人強。
7年間急速に増加し続けているんですね。
法務省のhpより
外国人が増えるということはそれだけ出会いも多くなり、そこから国際結婚へ発展するケースも増えているのではと思います。
観光客として日本に来ている人との出会いは短い日数の間の出会いなので、すぐそのまま国際結婚とまではいきません。
相手が本国へ帰ってからSNSなどを使い時間をかけてお互いを分かりあう必要があります。
旅行中の外国人の方は気持ちもリラックスしていて楽しい時間をたくさんくれるかもしれません。
国によっては女性に声をかけないと失礼にあたると教えられているところや、日本人の女性は引っ掛かりやすいと思っている人も中にはいます。
一目ぼれ、インスピレーションが働いたなどで急いで国際結婚をしてしまうと、結婚してからこんなはずじゃなかったということばかりになりますね。
留学生・技術・人文知識・国際業務として来日している人との出会い
日本へ留学生や技能者・業務としてきている外国人と知り合って国際結婚した人は周りに何人かいます。
法務省によると平成30年には33万7千人の留学生が日本で勉強されていて、22万5千人強の方が技術者などの就労で来日しています。
私の周りで日本で知り合って国際結婚した人は日本の大学へ留学していた時に知り合った人がほとんどで、相手の方は日本語がペラペラです。
日本に住んでいたため日本の習慣もよく理解されており、家庭でも日本語オンリーで生活されている人もいます。
また相手の日本語力と、日本のつてや情報を上手く取り入れ日本とのビジネスに成功されている方もたくさんいます。
正規に日本の大学へ留学している人や正規企業の技能就労をしている人との国際結婚は心配が少ない出会いといえるのではないでしょうか。
出会いが海外の場合
海外での出会いは海外旅行が思いつくかもしれませんが、旅行で知り合って国際結婚までいくケースはそれほど多くはありません。それより多いケースをいくつかご紹介します。
海外旅行での出会い
海外での出会いとなると海外旅行が真っ先に思い浮かぶかもしれません。
海外旅行に行ってその国の人と出会い恋におちた。
ドラマで出てきそうなストーリーで憧れる人も多いかもしれません。
でもそれで本当にうまくいくケースってかなり稀なように感じます。
実際やはりダメで別れて日本に帰っていった人を見てきました。
旅行中は気分が抑揚して普段の判断力が無くなってしまいます。
相手のことをちゃんと見ているつもりでもその短い期間の好印象だけが残り旅行が終わって日本へ帰ってから遠距離交際をすることになったとき相手の良いことしか思い出せません。
旅行中に出会い国際結婚を考える場合、いくら相手から催促されてもじっくり時間をかけて何度もお互い行き来した方がいいですよね。
できれば相手の国で仕事を探してしばらく働いてみるというのもいいかもしれません。
留学やワーホリでの出会い
海外留学や、ワーホリでの出会いも多いと思います。
海外留学協議会「JAOS」が加盟の留学事業者38社の調査によると2017年の年間留学生数は78,109人でした。
http://www.jaos.or.jp/newsrelease/2018
またワーキングホリデーに行く人も増えていて若者が行くワーキングホリデーでの出会いも多いようです。
2013年には2万人を超える人がワーキングホリデーのビザを取得しています。
現在はもっと増えているのではないかと想像します。
日本ワーキングホリデー協会HPより：https://www.jawhm.or.jp/system.html
実際私も主人とワーキングホリデーで出会いました。
留学やワーキングホリデーでの出会いでは相手が日本語を話せないことがほとんどです。
また相手も日本が好き、日本人が好きというより知り合った人がたまたま日本人だったというケースが多くなります。
この場合自分もすでに海外に出て海外に住むことにあまり抵抗がないためか、国際結婚すると相手の国に住むケースが多いように思います。周りでもこのケースで海外に住んでいる人がたくさんいます。
この場合相手は日本語が話せないのですから、言葉の問題を解決するため自分の語学力を磨く必要があります。
海外に住む場合はやはり語学が出来ると出来ないのでは生活範囲が大きく変わります
どの国に住むことになってもせめて世界の共通語である英語はある程度マスターしておいた方がいいのではないでしょうか。
仕事での出会い
海外で仕事を通じて出会いがある場合は、お互い働いている姿を見ている訳ですからある程度相手の生活形態が分かっているという事です。
その仕事ぶりや相手の生活形態を見たうえでそれでも結婚したいと思ったのならそれはある程度安心できるような気がします。
国際結婚の出会いで気を付けたいこと
国際結婚するにもいろいろな出会いがありますが、ずばり気をつけて欲しいなと思うことは「国際結婚」に憧れ過ぎないことです。
国際結婚したい！外国人と出会いたい！
ただそれだけの理由で国際結婚すると「思ってたのと違う…」とすぐに離婚になってしまう気がします。
日本人でも外国人でも結婚は人と人とのつながりです。
外国人だから優しいなんてことは絶対ないし、逆に外国人だから大変ということもありません。
要は自分とその人が本当に相性がいいのか、一緒にいてリラックスできて楽しいのかですね。
国際結婚が日本人の結婚と違うのは言葉の壁はもちろんありますが、それ以上に習慣の違い、家族との付き合い方や子供の教育、ビザの問題などが出てきます。
国際結婚で言葉の壁を少しでも低くするために相手とコミュニケーションとれる言葉を習得するのは大切な事です。
すでに外国人の人と出会い国際結婚を考えている人も、これから出会いを探している人もまずは世界の共通語となりつつある英語を勉強しておくことをおすすめします。
英語は世界80カ国以上で話されているといわれていますし、多分どの国に行っても日本よりは英語が通じると思います。
そして国際結婚で他の国に住むとき英語が出来ると就職に有利になることが多いのです。
国際結婚を考えるならまずは英語の勉強を始める
いろいろな出会いがありますが、国際結婚するうえで英語はかなり重要になってきます。
私が住むマレーシアは英語圏ではありませんが、それでも仕事で英語を使うことがほとんどです。
家庭でも周りとも英語でコミュニケーションをとっています。
国際結婚を考えるなら絶対日本で英語の勉強を始めることです！
「英語に自信がないけど、相手が日本語できるから」
「英語話せないけど、海外に行けばなんとかなる」
【国際結婚したい人へ】外国人との出会い場所を探すなら
国際結婚したい、外国人の人と出会いたいと思う人はまず外国人と出会えるための基礎作りです。
偶然街で外国人観光客と出会い恋に落ちる、海外旅行先で外国人と夢の出会い、幸せな国際結婚生活なんていいうのはドラマの話です。
それよりも自分の英語力を伸ばし外国人留学生と交流する場を探す、海外へ留学やワーホリに行く、海外で就職するなど、自分自身をグローバル化することです。
それからならきっと素敵な外国人の方との出会いがたくさんあると思いますよ。
