大切な家族が、ある日突然、これまでと違う姿になってしまったら。皆さんなら、どう向き合いますか。
我が家の老犬モモも、晩年に目が見えなくなりました。
それでも、においと音を頼りに、最後まで自分のペースで暮らしています。
この記事では、絵本『モモとハッピー』第4巻「みえなくても、だいじょうぶ」のあらすじと、実際に目が見えなくなったモモとの暮らし、ペナン島での通院事情をお伝えします。
この記事を読むと、次の3つがわかります。
- 絵本第4巻「みえなくても、だいじょうぶ」のあらすじ
- 目が見えなくなった実際のモモとの、暮らしの工夫
- 読み聞かせのポイントと、購入方法
絵本第4巻「みえなくても、だいじょうぶ」ってどんなお話?

シリーズ第4巻は、年を重ねたモモの目が見えなくなる場面から始まります。
シリーズの中でも、いちばん大きな変化を描く巻です。
あらすじ
ある朝、モモの目が見えなくなります。
いつもの部屋のはずなのに、どこを歩けばいいのか分からず、モモはこわくて動けません。
それでも、においと音を頼りに、少しずつ自分の力で歩けるようになっていきます。
お散歩では、ハッピーが「こっち、こっち」と声で導いてくれます。
対象年齢とシリーズでの位置づけ
対象年齢は3歳から6歳ごろ。
シリーズの中では、モモが老犬になった時期を描く巻にあたります。
「かたちが変わっても大切さは変わらない」というテーマをこめました。
実話|目が見えなくなった、実際のモモとの暮らし

この絵本の場面は、実際のモモとの暮らしがもとになっています。
ただし、お散歩でハッピーがモモを声で導く場面は、実際に見られた行動というより、第3巻でも触れた「2匹にこうであってほしい」という願いを重ねて描いたものです。
見えなくても、自分の家は覚えている
モモの目が見えにくくなり始めたのは、年を重ねてからのことでした。
最初は戸惑う様子も見られましたが、モモは驚くほど早く、においと音で暮らしに慣れていきました。
家具の配置を大きく変えないようにしたり、人間の足に鈴をつけたりなど、こちらも工夫を重ねました。
目が見えなくても、モモは変わらず同じ場所でごはんを待ち、同じ場所で眠ります。
見えなくても、そこがモモの家であることに変わりはないのです。
海外で、老犬のケアと向き合う
老犬の定期的なケアは、現地の獣医師と相談しながら続けています。
海外で暮らしながらペットを最期まで看取るという経験は、簡単なことではありませんが、モモが変わらず穏やかに過ごしてくれていることが、何よりの支えです。
読み聞かせのポイントと、この巻で伝えたいこと
読み聞かせのポイント
- モモが動けなくなる場面は、こわがらせすぎないよう、落ち着いた声で読むのがおすすめです
- 「においで分かることがある」という部分は、実際に目を閉じてにおいをかぐ体験と合わせると、お子さんの理解が深まります
- ハッピーが声で導く場面は、少し明るいトーンで読むと、安心感が伝わります
この巻で大切にしたテーマ
第4巻で伝えたかったのは、「見えなくても、その子はその子のまま」ということです。
病気や老いを、病名や症状で説明するのではなく、においや音といった感覚で描くことにしました。
3歳から6歳の子どもにも、まっすぐ届く伝え方だと考えたからです。
ご家族のペットが年を重ねているご家庭、これから介護やケアと向き合うご家庭にも、そっと寄り添える1冊になればと思っています。
書籍情報と購入方法
| タイトル | モモとハッピー 第4巻「みえなくても、だいじょうぶ」(I Can’t See You, But That’s Okay) |
| 著者 | 大井にいな |
| 対象年齢 | 3〜6歳ごろ(読み聞かせにおすすめ) |
| Kindle版(電子書籍) | 300円 |
| ペーパーバック | 1,430円 |
| Kindle Unlimited | 対応(読み放題の対象です) |
| Amazonリンク | 第4巻はこちらからお読みいただけます。 |
シリーズ全5巻のあらすじと購入リンクをまとめて見たい方は、絵本『モモとハッピー』全5巻のご紹介記事もあわせてご覧ください。
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モモがやってきた!: 新しい家族との、はじまりの日 モモとハッピー
まとめ ― 見えなくても、モモはモモのまま
絵本第4巻「みえなくても、だいじょうぶ」は、目が見えなくなった老犬モモが、においと音を頼りに、再び自分の足で歩けるようになる物語です。
実際のモモとの暮らしが、そのまま絵本になりました。
大切な存在の変化と向き合っているすべての方に、静かに寄り添える1冊です。

