ペナン島でお土産を探すなら|90年続くジョージタウンの老舗漢方薬局「正和薬行」

ペナン 正和薬局

※本サイトにはプロモーションが含まれているページがあります。

ペナン島のお土産といえば、ドライマンゴーや白コーヒーを思い浮かべる方が多いと思います。

ただ、それだとどうしても空港やスーパーで買える無難な品物に落ち着きがちです。

「せっかくなら、ここでしか買えないものを渡したい」と考えている皆さんに、ぜひ寄ってほしいお店があります。

ジョージタウンのキャンベル・ストリートにある、漢方薬局「正和薬行(Cheng Woh Medical Hall)」です。

1995年からペナン島に住んでいる筆者にとっては、昔から街にあって当たり前のお店でした。

ところが最近あらためて入ってみると、お土産にちょうどいい商品がずらりと並んでいて驚きました。

この記事でわかることは、次の3つです。

  • 1933年創業の老舗漢方薬局「正和薬行」がどんなお店なのか
  • 実際に買ってよかったお土産5種類と、その値段(写真つき)
  • 混雑するレジで戸惑わないための、在住者なりのコツ

正和薬行(Cheng Woh Medical Hall)とは

正和薬行は、ジョージタウンのキャンベル・ストリートに店を構える漢方薬局です。

商品の袋やお店のロゴには「Since 1933」と印字されています。

2026年で創業から93年になる計算です。

90年以上のあいだ、この街で漢方を売り続けてきたことになります。

ジョージタウンは2008年にユネスコの世界遺産に登録された旧市街です。

その中でも正和薬行は、観光客向けに作られたお店ではありません。

地元の中華系の方が、体調に合わせて漢方を買いに来る、生活の中の薬局でした。

基本情報

 

店名正和薬行(Cheng Woh Medical Hall Sdn Bhd)
創業1933年(商品パッケージの「Since 1933」表記より)
住所164-C Campbell Street, 10100 Penang(キャンベル・ストリート)
電話04-2612378
営業時間9:30~17:30
定休日日曜日
系統中華系(漢方薬局)
支払い現金のほか、Touch ‘n Go eWallet・WeChat Pay・Alipay
公式サイトwww.chengwoh.com

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

住所と電話番号は、筆者が買った商品の袋に印字されているものをそのまま書き写しました。

営業時間と定休日は2026年7月時点のものです。予告なしに変更させる可能性がありますので、お出かけの際は必ず事前確認してください。

「観光地化していない本物」を期待すると、少し裏切られます

ペナン お土産

正直にお伝えします。

「世界遺産の街で、観光地化していない本物の歴史的な店を訪ねたい」という期待で行くと、少し戸惑うかもしれません。

店内はいつも観光客でいっぱいだからです。

とくに中国や香港などからのお客さんがとても多く、青いカゴを抱えてどんどん商品を入れていきます。

スーツケースを転がしたまま買い物をしている方も見かけます。

つまり、正和薬行はすでに「知る人ぞ知る隠れ家」ではありません。

それでも筆者がおすすめするのは、お店の中身が観光客向けに薄まっていないからです。

売っているものも、量り売りの風景も、地元の薬局のままのものがあります。

さらに、観光客向けにきれいに包装されたものもあるので、にぎわうのもわかります。

見どころは店内にあり|薬棚と量り売りの風景

ペナン お土産

お店に入って、まず目に入るのが左手の壁です。

天井近くまで、小さな木の引き出しがびっしりと並んでいます。

漢方の生薬を種類ごとに納めておくための棚です。

引き出しの一つひとつに漢字で中身が書かれています。

使い込まれた木の色と、天井からぶら下がる色とりどりのランタンの組み合わせが、なんとも言えない雰囲気です。

木の梁がむき出しの天井も、ジョージタウンの古い建物ならではの造りです。

この棚を眺めるだけでも、立ち寄る価値があります。

漢方の量り売りは今も現役

薬棚は飾りではありません。

長いカウンターの奥では、スタッフの方が実際に生薬を計っています。

真鍮のはかりや、すり鉢のような道具も現役で置いてあります。

お客さんの注文に合わせて、引き出しから生薬を出して調合していく流れです。

観光客がお土産を選んでいるすぐ隣で、地元の方が漢方を処方してもらっています。

この二つの風景が同時に成り立っているのが、正和薬行のおもしろいところです。

なお、漢方の調合は中国語か英語でのやりとりになります。

お土産におすすめの商品5選

ここからは、筆者が実際に買った、または人に贈って喜ばれた商品を紹介します。

①ナッツ類|ピスタチオは間違いなく喜ばれます

いちばんのおすすめは、店内のカゴに山積みになっているナッツです。

筆者が買ったのは、次の2つです。

ピスタチオ开心果 270g/RM18(約720円)
マカダミアナッツ300g Macadamia Nuts Roasted/RM24(約960円)

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

どちらもそのまま食べられるタイプです。

贈って確実に喜ばれたのは、ピスタチオのほうでした。

にいな

要注意:ナッツはとにかく重いです。

270gや300gと聞くと軽そうですが、何袋も買うとスーツケースにずっしり効いてきます。

買いすぎには気をつけてください。

ペナン お土産 ピスタチオ

袋には赤い「正和 CHENG WOH」のロゴシールが貼られています。

この赤いシールがあるだけで、お土産らしい見た目になります。

住所や電話番号まで袋に印字されているので、渡した相手に「どこで買ったの」と聞かれても説明しやすいです。

ペナン お土産

ナッツの棚は、ほかにも種類が豊富です。

  • ローストカシューナッツ 300g/RM30(約1,200円)
  • カシューナッツ 240g/RM15(約600円)
  • かぼちゃの種 280g/RM16(約640円)
  • カシューナッツ 1kg/RM45(約1,800円)
  • くるみ 1kg/RM45(約1,800円)

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

1kg入りは自宅用として買っていく地元の方が多いです。

②ティーバッグのハーブティー|一杯ずつ試せます

ペナン お土産

ばらまき土産として優秀なのが、ティーバッグのハーブティーです。

写真は「五黒組合茶(Five-Black Power Tea)」という商品です。

8g入りのティーバッグが20袋で、RM10(約400円)でした。

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

1袋ずつ小分けになっているので、職場で配るときにも便利です。

棚には目にいいとされるお茶や、冷え性向けとされるお茶など、いろいろな種類が並んでいます。

パッケージの表記は中国語と英語です。

筆者はいつも、漢字を眺めて「これは何に効くお茶かな」と推測しながら選んでいます。

この推測する時間が、地味に楽しいです。

③薬膳スープの素|お湯と肉を入れて煮込むだけ

ペナン お土産

もらった相手の記憶に残るお土産なら、薬膳スープの素が一番です。

写真は「益智補脳湯(Remembrance Soup)」という商品です。

英語のパッケージには、記憶力や集中力に関する説明が書かれています。

作り方も、拍子抜けするほど簡単です。

  • 水2リットルを用意する
  • 鶏肉や豚肉など、好きな肉を500gほど用意する
  • お湯が沸いたら、袋の中身を全部入れる
  • 肉も入れて、中火で1時間半ほど煮込む
  • 最後に好みで味を調える

袋の裏側に、この作り方が中国語と英語で書いてあります。

難しい下ごしらえは一切ありません。

ペナン お土産

スープの棚は圧巻で、目的別にずらりと並んでいます。

養肝湯Liver Health Soup/RM14(約560円)
養肺湯Lung Health Soup/RM16(約640円)
虫草健肺湯Cordyceps Soup
花膠膠原湯Fish Maw Collagen Soup
美味鶏湯Chicken Soup(105gと170gの2サイズ)
護髪湯Hair Re-Growth Soup

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

肝臓にいいとされるスープ、肺にいいとされるスープ、髪にいいとされるスープ

棚の前で名前を読んでいるだけで、つい笑ってしまいます。

贈る相手の顔を思い浮かべながら選べるのが、このお土産の楽しさです。

④油切大肚茶|筆者はまだ結果が出ていません

ペナン お土産

思わず手が伸びたのが、この「油切大肚茶」です。

英語では「Flat Tummy Tea」と書いてあります。

160g入り(小分け40包)で、RM6(約240円)でした。

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

「油切」という漢字を見た瞬間に、これはダイエットによさそうだと思いました。

お土産用と自分用に買いました。

にいな

結果からお伝えすると、ダイエットはまだ成功していません。

効果のほどは保証できませんが、値段の安さとネタとしての強さは保証します。

友人に配ると、パッケージの「大肚茶」という漢字でまず盛り上がります。

⑤中国茶|お茶好きの方にはこれ

ペナン島 お土産

お茶が好きな方へのお土産なら、本格的な中国茶をおすすめします。

店の奥には、円盤の形に固められたプーアル茶が積まれています。

値段は種類によってかなり幅があります。

  • 老班章 357g/RM30(約1,200円)
  • 宮廷普洱/RM35(約1,400円)
  • 雲南プーアル黒茶 357g/RM35(約1,400円)
  • 勐海高山生態古樹 357g/RM60(約2,400円)

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

円盤状なので、スーツケースの隙間に入れやすいのも利点です。

お茶にこだわりのある方ほど、この形のお茶は喜んでくれます。

そのほかに気になった商品

ペナン お土産

お菓子感覚で買えるものもあります。

フリーズドライのミックスきのこ、150g入りでRM20(約800円)です。

上のフルーツのフリーズドライはそのまま食べられます。

ペナン お土産

渋いところでは、乾燥させた苦瓜(ゴーヤ)もあります。

170g入りでRM10(約400円)でした。

※価格は2026年時点の目安です。為替レートの変動により日本円換算額は変わります(上記は1RM=40円で計算)

お茶として煮出して飲むタイプです。

血圧を下げるのにいいと聞いたので(真実は分かりません)、主人用に買いました。

お湯やお茶に数個入れて飲んでますが、苦くはありません。

アクセスと訪れる時の注意点

場所はキャンベル・ストリート

正和薬行があるのは、ジョージタウンのキャンベル・ストリート(Campbell Street)です。

世界遺産エリアの中心部にあたります。

壁画めぐりや街歩きのついでに、無理なく立ち寄れる場所です。

金色の文字で「正和薬行」と書かれた木の看板が目印になります。

店先には赤い提灯も下がっています。

中国正月(旧正月)の時期は、中華系のお店が長期で休むことがあります。

この時期に旅行される皆さんは、公式サイトなどで事前に確認してから向かってください。

レジは並んでいるようで、並んでいません

ここが最大の関門です。

正和薬行のレジは、日本のように整然とした列ができません。

長いカウンターにスタッフが数人立っているのですが、誰がキャッシャーなのか一見して分かりません。

どこに並べばいいのか分からず、おろおろしてしまう方が本当に多いです。

そして、おろおろしている間に、どんどん先を越されます。

在住30年の筆者が編み出した対策は、とてもシンプルです。

  • カウンターの上が空いたら、すぐに自分の商品を置く
  • 置いたもの勝ちだと割り切る
  • 遠慮して待っていても、順番は永遠に回ってこない

意地悪をされているわけではありません。

マレーシアでは、これが普通の光景です。

商品をカウンターに乗せてしまえば、スタッフの方はほぼ対応してくれます。

買い物はカゴを持って

入口付近に、買い物カゴが置いてあります。

店内は通路が狭く、両手に商品を抱えると身動きが取れません。

最初にカゴをひとつ取ってから回るのがおすすめです。

ここは、買うつもりがなくてもついつい買ってしまう場所。

混雑している時間帯は、店内でのすれ違いも一苦労なので、また買い物カゴを取りに戻るのは大変です。

大きなスーツケースを持ったままの入店は、できれば避けたほうが無難でしょう。

まとめ|お土産探しと街歩きを、一度に済ませられるお店

にいなライフ

ジョージタウンの老舗漢方薬局「正和薬行」について、お店の魅力とお土産におすすめの商品をご紹介しました。

  • 1933年創業、90年以上ジョージタウンで続く漢方薬局
  • 壁一面の年代物の薬棚と、現役の量り売り風景が見どころ
  • ピスタチオ、ハーブティー、薬膳スープの素はRM6〜24(約240〜960円)で買える
  • 店内は観光客で混雑、レジはカウンターに商品を置いたもの勝ち

お土産を買いながら、90年続く街の薬局の風景も見られます。

ドライマンゴーや白コーヒーも悪くありませんが、薬膳スープの素を渡された相手の反応は、その比ではありません。

「肝臓にいいスープだって」と言いながら渡すと、たいてい笑ってくれます。

キャンベル・ストリートは、壁画エリアからも歩ける距離です。

ジョージタウンの壁画めぐりの記事とあわせて、街歩きのルートに組み込んでみてください。

ペナン島の全体像はペナン島の記事で、お菓子系のお土産の定番は花生糖(ピーナッツキャンディー)の記事でご紹介しています。

街歩きの合間の食べ歩きなら、ペナンフードの記事もどうぞ。

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