オランウータン、テングザル、マレーグマ。
皆さんは、この生きものたちがどこにくらしているか、ご存じですか。
実は、すべてマレーシアの森や海にくらす生きものです。
うちのモモとハッピーが、この国の生きものたちを紹介してまわる絵本を作りました。
それが、『モモとハッピー〈マレーシア編〉』第3巻「マレーシアの どうぶつたち」です。
この記事では、第3巻のあらすじと、実際にマレーシアで暮らして知った生きものたちのこと、読み聞かせのポイントをお伝えします。
この記事を読むポイント
- 絵本マレーシア編 第3巻「マレーシアの どうぶつたち」のあらすじ
- マレーシアの森と海にくらす、めずらしい生きものたち
- 読み聞かせで意識したいポイント
マレーシア編 第3巻「マレーシアの どうぶつたち」ってどんなお話?

『モモとハッピー〈マレーシア編〉』は、うちのモモとハッピーが、住んでいる国マレーシアを紹介してまわる絵本シリーズです。
第3巻では、この国にくらす生きものたちをめぐります。
あらすじ
大きなリュックを背負ったモモとハッピーが、「今日はこの国にすむ生きものに会いにいこう」と、森の入り口に立つところから物語がはじまります。
「森の人」という意味の名前を持つオランウータン。
ボルネオ島だけにいる、鼻の大きなテングザル。
くちばしの大きなサイチョウ。
世界でいちばん小さいマレーグマ。
数がとても少なくなってしまったマラヤトラ。
夜の川辺で光るホタル、海をゆくウミガメ、色とりどりのさんごしょうの魚たち、川辺のボルネオゾウ。
マレーシアの森と海にくらす生きものたちを、1冊でめぐることができます。
最後は「みんな、げんきにくらしていてほしいな」というモモとハッピーの願いで締めくくられます。
対象年齢とシリーズでの位置づけ
対象年齢は5歳から10歳ごろで、漢字にはすべてふりがなが付いています。
マレーシア編の中では第3巻にあたり、国の紹介(第1巻)、人の紹介(第2巻)に続いて、生きものへと視点を広げる1冊です。
実話|30年以上のマレーシア暮らしで出会ってきた生きものたち

この絵本に描いた生きものたちは、実際に暮らす中で知り、心を動かされてきた生きものたちです。
森の奥にひそむ、静かな生きもの
マラヤトラは、めったに人前に姿を見せない、とても静かな生きものです。
それでも、この国のシンボルとして大切にされていて、国立公園や保護区での取り組みのニュースを目にするたびに、その存在を身近に感じます。
絶滅が心配される生きものたち
マラヤトラは、マレーシアの国のシンボルとして国の紋章にも描かれている特別な動物ですが、今その数はとても少なくなっています。
オランウータンも、森が減ることで数を減らしている生きもののひとつです。
ペナン島から車で40分ほど離れた場所に、オランウータン保護区があります。
私もここでオランウータンと会ってきました。
この国で暮らしていると、こうした生きものを守ろうとする取り組みを、ニュースなどでたびたび目にします。
絵本の中でも、この現実にやさしくふれています。
身近にいる、めずらしい生きもの
マレーシアでは、国立公園や動物保護区に行けば、これらの生きものに実際に出会うことができます。
夜の川辺で光るホタルは、ボートツアーで見に行けるスポットもあり、私も体験したことがあります。
ぴかっぴかっとリズムを合わせて光るホタルたちは、とてもきれいです。
海の中にも広がる、生きものの世界
マレーシアは、陸だけでなく海の生きものも豊かな国です。
ウミガメが卵を産みに来るビーチや、世界的に有名なダイビングスポットもあります。
10年ほど前に家族旅行で行った、レダン島という場所で見たさんごしょうと魚たちは、今でも忘れられません。
ボルネオ島のシパダン島は、世界でも屈指のダイビングスポットとして知られています。
マレーシア半島とボルネオ島、それぞれにちがう自然の豊かさがあるのも、この国の面白いところです。
川辺で出会う、大きな生きものたち
ボルネオ島の川辺には、体は小さめでも愛らしい顔を持つボルネオゾウが暮らしています。
長い鼻で水を吸って、シャワーのように浴びる姿は、実際の映像で見ても心がなごみます。
こうした生きものたちが、今もこの国の自然の中で命をつないでいることを、絵本を通して伝えたいと思いました。
読み聞かせのポイントと、この巻で伝えたいこと
お子さんやお孫さんと読んでいただくことを想定して、意識したポイントをまとめます。
読み聞かせのポイント
- 生きものの名前を一緒に声に出して読むと、覚えやすくなります
- 「この生きもの、見たことある?」と問いかけながら読むと、興味が広がります
- 図鑑や動画とあわせて見せてあげると、よりイメージが具体的になります
この巻で大切にしたテーマ
第3巻でいちばん伝えたかったのは、「この国には、大切に守りたい生きものがたくさんいる」ということです。
めずらしい生きものを紹介するだけでなく、その多くが今、数を減らしていることにも、やさしい言葉でふれています。
生きものが好きなお子さんにとって、マレーシアという国を身近に感じるきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。
私自身、この国に暮らしはじめたころは、動物園や図鑑でしか知らなかった生きものたちが、実はすぐそばの森や海にいるのだと知って驚きました。
その驚きを、絵本を通してお子さんにも味わってもらえたらと思っています。
書籍情報と購入方法
マレーシア編 第3巻「マレーシアの どうぶつたち」の基本情報は、以下のとおりです。
| タイトル | モモとハッピー〈マレーシア編〉第3巻「マレーシアの どうぶつたち」 |
| 著者 | 大井にいな |
| 対象年齢 | 5〜10歳ごろ(ふりがな付き) |
| Kindle版(電子書籍) | 500円 |
| ペーパーバック | 1,430円 |
| Kindle Unlimited | 対応(読み放題の対象です) |
| Amazonリンク | 「マレーシアの どうぶつたち」からお読みいただけます。 *このリンクで購入できない方は、ご利用のAmazonから次のいずれかで検索ください。
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この絵本の英語版もあります。お子さんの英語学習にお使いください。英語版は、「Amazing Animals of Malaysia」で購入いただけます。
物語編の第1巻から続けて読みたい方は、犬と猫の絵本『モモとハッピー』全5巻|AIで作った読み聞かせ絵本【Kindle】もあわせてご覧ください。
マレーシア編の全巻はこちらで紹介しています。絵本『モモとハッピー』〈マレーシア編〉|犬と猫が案内する、マレーシアという国のお話
まとめ ― マレーシアの森と海にくらす、生きものたち
マレーシア編 第3巻「マレーシアの どうぶつたち」は、オランウータンからウミガメまで、マレーシアの森と海にくらす生きものたちを紹介する物語です。
30年以上の実感をもとに、身近な生きものと、その多くが直面している現実の両方を描きました。
- オランウータン・テングザル・マラヤトラなど、9種類以上の生きものが登場します
- 陸の生きものと、海の生きもの、両方をめぐれる構成です
- 数を減らしている生きものについても、やさしい言葉でふれています
- 5〜10歳ごろのお子さんに、ふりがな付きでおすすめです
生きものが好きなお子さん、自然や環境について興味を持ちはじめたお子さんにも、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。

