「マレーシア料理って辛いから子どもはどうするの」
「マレーシアに子連れ旅行行きたいけど、外食は大丈夫」
マレーシア旅行を考えているけれど、子どもの食事が心配と悩んでいますか。
マレーシアでも、子どもが食べられる辛くない食べ物はちゃんとあります。
それに子どもを連れて外食するのは、日本よりハードルが低いですよ。
にいな
マレーシアは、安い食べ物がたくさんあり、外食天国です。
この記事では、私が経験したマレーシアで子どもを連れて外食するときのさまざまな情報をお届けします。
子連れ旅行を考えている方や、マレーシア移住で小さいお子さんを連れてくる方は、事前情報としてぜひお役立てください。
マレーシアの料理は辛いから子どもは無理?
マレーシアの食べ物の中には、もちろん子どもが食べれられる辛くないものもたくさんあります。
マレーシアの料理は、日本人には辛いと感じるものが多いのは有名です。
多民族国家のマレーシアでは、インド系やマレー系など辛いものを好む食事も多くあるからです。
インドのカレーは辛くて有名ですが、中にはダールカレー(豆カレー)など、子どもでも食べられるカレーもあります。
実際インド系の子どもたちは、小さい頃からカレーを食べています。
またマレー系の食事で使われる「サムバル」は、唐辛子入りの辛い調味料。
家庭では辛さを調節して、子どもにも食べさせているんですね。
辛いイメージのマレーシア料理ですが、その辛さは調節可能。
子どもは小さい頃から、少しずつ辛さに慣れて食べられるようになっていきます。
そして、日本人の口に合うのが、おなじみの中華料理。
中華系の炒飯や麺類は、チリが入っていないものもたくさんあるので、大人でも辛いものが苦手な方は、中華料理を選ぶのが無難でしょう。
マレーシアは子連れ外食天国
マレーシアに子連れで行くとき、どのようなところへ食べに行けるのか気になりますよね。
でも海外に出て、とても感じることがあります。
マレーシアというより、東南アジア全域でいえるかもしれないですね。
それは、皆、子連れに非常に優しいということ。(妊婦さんに対しても優しい。)
子ども好きが、とても多いんです。
赤ちゃんは皆、抱きたがり、小さな子が居たらアメやお菓子をくれる人もいます。
日本では外出、外食などしたら、子どもが居るとかなり気を使っている子連れの両親によく出会います。
ここマレーシアでは、子どもに対しては非常に寛大です。
外食する場所は、常にどんなところでも、ほぼ子ども同伴が許されます。
ちょっと気の引けるおしゃれなレストランでも、お酒を楽しむバーのようなところでも、食事を提供しているところなら、大概は大丈夫。
外食文化が盛んなだけあって、子どもも立派なお客様のひとりなんです。
「子どもがいるから…」と遠慮せず、あらゆるレストランを楽しんでください。
マレーシアレストランのベビーチェア
外食で一般的なレストランでは、だいたいベビーチェアが常備されており、ラタン製の、かわいらしいタイプもよく置いてあります。
このようなベビーチェアは、RM100(約3,000円)もあればお店で買い求められるんです。(その他、プラスチック製や、座面がビニール紐で組んであるものもあって面白い。)
では、ベビーチェアが無い場所では、どうするのでしょうか。
「ダブルチェアー」と店員さんに一言いえばイスを2段に積んでくれます。もちろん、3段も可能です。
これがなかなか、安定感があり便利です。
お店側もベビーチェアが出払っていても、これであればいつでも用意できるので、むしろこちらの方が、効率がいいのかもしれませんね。
子どもでも食べられるマレーシア料理3選
うちの子が小さい頃から好きだった、マレーシアの食べ物を3つご紹介します。
これらの食べ物は、まったく辛くなく、子どもでも安心して食べられます。
ただし、お皿の隅っこにチリが乗っていたり、小皿にケチャップのようなものが付いていたりします。
それは、辛くしたい人用なので、間違って食べないよう気をつけてください。
ワンタンミー(雲吞麺)
マレーシア風ラーメンのような食べ物。
スープ麺と汁なし麺があります。
ちなみにうちは汁なし派で、子どもたちは、小さい頃から大好物です。
お店により、茹でワンタンや揚げワンタンが入っていたり、チャーシューを薄く切ったものが入っていたりします。
ペナンで人気のワンタンミーのお店は、チュリアストリートに夜だけ出る屋台のお店。
毎日多くの人で賑わっています。
ワンタンミーの屋台は、このお店の並びです。
ちなみに麺の横や、上にちょこっとついてくる緑色の丸いものは、チリです。
それほど辛くないチリですが、お子さんが食べる時は気をつけたほうがいいでしょう。
クイティオ タン(粿條湯)
クイティオ タンは、柔らかいきしめんのような麺の料理です。
こちらもスープと汁なしがあり、「クイティオ タン」はスープです。
汁なしは「クイティオ ドライ」と、注文します。
うちはスープ派ですが、たまに汁なしを食べたくなります。
麺はかなり柔らかめで、具はお店によりさまざまです。
主に、フィッシュボール、ミートボール系がよく入っています。
クイティオ タンはとくに贔屓のお店はありませんが、まあどこで食べてもそれなりに美味しくいただけます。
麺やスープには、チリが入っていないので安心して食べられます。
辛いのが好きな人は、一緒についてくる小皿のチリ+お醤油を少しつけながら食べるといいでしょう。
チキンライス(鸡饭)
マレーシアの国民的ランチといえるのが、このチキンライス。
ご飯にチキンと、数切れの薄切りきゅうりがのっています。
お昼時に行くと、長い行列ができているお店も多く、みんな大好きです。
チキンは蒸したものと、ローストしたものがあります。
注文するときは、「スチームチキン(蒸し)」か「ローストチキン」で伝えましょう。
チキンライスは、まさにチキンとライスだけのシンプルな料理です。
地元の人は、一緒についてくるチリの味で楽しんでいます。
ペナンにも、有名なチキンライスのお店はたくさんあります。
うちもとくにお気に入りというお店はありませんので、屋台などで人がたくさん並んでいたら、ぜひ挑戦してみてください。
マレーシアは子連れにとって外食しやすい国!子どもが食べられる料理も紹介のまとめ
子どもは、ジッと同じ場所に座って居ないのは万国共通。
けれど、マレーシアでは、日本のように目くじらを立てる人はあまりなく、子どもの所行を放置して、自分達は平然とご飯を食べる人が多いんです。
親側としては楽ですが、正直見ている方は「ちょっと注意したほうがいいのでは…」と思うこともあります。
しかし、自分の子どももそれほどお行儀が良かったわけではないので、ここはマレーシア人を見習って大目にみるとします。
いろいろな意味でゆるいマレーシア。
にいな
マレーシアの生活情報は、以下の記事で紹介しています。
参考
【マレーシア移住前に知っておきたい】在住者がお届けする基本情報から生活情報まで!にいなライフ