犬を家族に迎えるとき、その子はどんな気持ちでいるのでしょうか。
皆さんは、考えたことがありますか。
私は2013年、ペナン島のおうちに、生まれたばかりの子犬モモを迎えました。
あの日のモモの不安げな表情は、今でもよく覚えています。
その実体験をもとに作った絵本が、『モモとハッピー』第1巻「モモがやってきた」です。
この記事では、第1巻のあらすじと、実際のモモを迎えた日のこと、絵本を読み聞かせるときのポイントをお伝えします。
この記事を読むポイント
- 絵本第1巻「モモがやってきた」のあらすじ
- 実際にモモをペナン島で迎えた日の、リアルなエピソード
- 読み聞かせで意識したいポイント
絵本第1巻「モモがやってきた」ってどんなお話?

犬と猫の絵本シリーズ『モモとハッピー』は、全5巻で二匹の出会いから今日までを描いています。
その1巻目にあたるのが、今回ご紹介する「モモがやってきた」です。
あらすじ
主人公は、新しいおうちにやってきたばかりのトイプードルの子犬モモです。知らない部屋、知らないにおい、知らない音。
モモは、どこにいれば落ち着けるのか分からず、部屋のあちこちを歩きまわります。
ソファの上で試し、部屋のすみで試し、それでもしっくりきません。そして最後にたどりついたのは、だれかのすぐとなりでした。
ひとりぼっちだった子犬が、自分の居場所を見つけるまでを描いた1冊です。
対象年齢とシリーズでの位置づけ
対象年齢は幼児から6歳ごろで、寝る前の読み聞かせを想定しています。
シリーズの中では、2013年のモモの子犬時代にあたる、いちばん最初のお話です。
読む順番に迷ったら、まずこの第1巻から手に取っていただくのがおすすめです。
実話|ペナン島で、実際にモモを迎えた日

この絵本は、フィクションではありません。
2013年、私たち家族が実際にペナン島でモモを迎えた日の記憶がもとになっています。
常夏の島に、震える子犬がやってきた
ペナン島は一年中気温27度から33度ほどの常夏の島です。セーターも、こたつも、必要ありません。
そんな南国の家に来た小さなモモは、それでも最初の数日、部屋のすみでずっと震えていました。
寒いわけではないのに、震えている。今思えば、あれは知らない環境への不安だったのだと思います。
人懐っこいトイプードル
モモははじめから人懐っこい子でした。それでも、最初は居心地が悪そうに自分の場所を探していました。
そのうちに、誰かが床に座ると、モモがそっと近づいてきて、足のすぐそばに丸くなります。
広い部屋のどこでもよかったはずなのに、モモが選んだのは「だれかのとなり」でした。
この実体験が、そのまま絵本のラストシーンになっています。
絵本のモモが最後にたどりつく場所は、実際のモモが選んだ場所と同じなのです。
読み聞かせのポイントと、この巻で伝えたいこと
実際の子育て・孫育ての場面で読んでいただくことを想定して、意識したポイントをまとめます。
読み聞かせのポイント
- モモが場所を試すたびに、「ここかな?」と問いかけながら読むと、お子さんも一緒に考えながら聞けます
- 最後にモモが落ち着く場面は、少しゆっくりめに読むと、安心感が伝わりやすくなります
- 文章はひらがな中心なので、読み聞かせだけでなく、少し大きくなったお子さんの自分読みにも向いています
この巻で大切にしたテーマ
第1巻でいちばん伝えたかったのは、「家族になるってどんなこと」というテーマです。
血のつながりや、最初からの仲良しではなく、一緒に過ごす時間の中で、少しずつ居場所ができていく。
そのプロセスを、子どもにも分かる言葉で描きたかったのです。
マレーシアに来たばかりで、新しい環境に不安を感じる子どもにとっても、モモの姿は、どこかで自分と重なる部分があるかもしれません。
書籍情報と購入方法
絵本第1巻「モモがやってきた」の基本情報は、以下のとおりです。
| タイトル | モモとハッピー 第1巻「モモがやってきた」(Here Comes Momo!) |
| 著者 | 大井にいな |
| 対象年齢 | 幼児〜6歳ごろ(読み聞かせにおすすめ) |
| Kindle版(電子書籍) | 300円 |
| ペーパーバック | 1,430円 |
| Kindle Unlimited | 対応(読み放題の対象です) |
| Amazonリンク | 第1巻はこちらからお読みいただけます。 |
シリーズ全5巻のあらすじと購入リンクをまとめて見たい方は、絵本『モモとハッピー』全5巻のご紹介記事もあわせてご覧ください。
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- ASIN: B0HCTPPG66
モモがやってきた!: 新しい家族との、はじまりの日 モモとハッピー
まとめ ― 子犬モモが、居場所を見つけるまで
絵本第1巻「モモがやってきた」は、新しいおうちにやってきた子犬モモが、自分の居場所を見つけるまでを描いた物語です。実際にペナン島でモモを迎えた日の記憶が、そのまま絵本のラストシーンになっています。
新しい家族を迎えるご家庭にも、これから犬や猫を迎えようか迷っているご家庭にも、そっと寄り添える1冊になればうれしいです。
お子さんやお孫さんと、ぜひひざの上で開いてみてください。

